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大須にじいろ映画祭2015 チラシ両面(PDF形式:962KB)
大須にじいろ映画祭2015 チラシ表面(JPG形式:775KB)
大須にじいろ映画祭2015 チラシ裏面(JPG形式:1.48MB)
ただいま配布中の大須にじいろ映画祭2015チラシ裏面に記載されている『私は渦の底から』の制作年と上映時間が誤っています。正しくは製作年が2014年、上映時間は27分です。ここにお詫びして訂正いたします。申し訳ありませんでした。
長編4作品の上映が決定しました!
国内の短編映画5作品も上映します。
大須にじいろ映画祭の会場です。
第一アメ横ビル(メイン会場)
シアターカフェ(サブ会場)
大須にじいろ映画祭について
NHKの番組で初めて同性愛やLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなどセクシャルマイノリティの総称)が取り上げられたのが2008年。あれから6年たった2014年の現在では、一般紙でも性的少数者ゆえの悩みを取り上げている時代です。しかし極めて個人的な性的指向や性自認に関わる事柄であるためか、一般には話題自体を避ける傾向にあり、それゆえの偏見や差別があることもまた事実です。芸能界や芸術の分野ではそういった差別・偏見も減りつつあるように見えますが、実際の個人レベルでは、まだまだ人目を気にしている人、カミングアウトできない人が実際は数多く存在するようです。
映画の世界においては、比較的古くから同性愛やトランスジェンダーをテーマにした作品がつくられており、多くの優れた作品がこだわりなく、一般に受け入れられています。「愛は自由であるべき」という自然な考え方が映画というものとよく調和するからであり、その点からも映画はセクシャルマイノリティを理解するうえでのよいきっかけになっているのではないでしょうか。
国内で最も規模の大きな「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」は2014年の開催で23回を迎えており、当事者たちが楽しむお祭りとしての映画祭として広く認知されています。比較的保守的な名古屋ではすぐにこのような状況になるかどうかは分かりませんが、少しずつでも映画を通じて、当事者だけでなく非当事者も、偏見や差別から自らをいかに解き放てるかを自然に汲み取っていけるような映画祭にしたいと思っています。
開催地となる大須という街は江戸時代から門前町として栄え、現在では電気街・電脳街としても有名です。新旧の文化が同居し老若男女が集まるこの地域は、自由と平等というメッセージを発信するのにふさわしい場所です。ただいま、第1回「大須にじいろ映画祭」を2015年5月に開催することを目標にしています。東京や大阪、四国、東北などに続き、名古屋でも映画祭を開催しましょう。
大須にじいろ映画祭 実行委員会代表
江尻真奈美
(2014年10月)